雲海の近道消えぬうちに
曇りの日ばかりが続くので、仲間を誘って雲海の上で、

サイクリングするこにした。

僕は愛用のマウンテンバイクのギアを、うまくチェンジしながら

雲の上を登ったり、かけ降りたりして楽しんだ。

しばらく走ると虹の橋が出現した。

「オーイ、みんな、ここを渡ると近道だよ。消えないうちに、

 急いで、急いで」



レインボーブリッジ
先に渡り終えていた僕は、仲間たちが、七色に輝く橋の上を

行く姿を眺めていた。

みんなの顔が、虹の一番上の色を受けて、真っ赤に染まった。

上空のカモメたちも、虹に気づくと次々と降下しては、

橋の下をくぐり抜けて行った。

通過する時、真っ白い翼が紫色に光った。




雲の上の青い空

どこまで続く雲の海

雲をつなぐ丸い橋

渡ってみたい空の橋

くぐってみたい虹の橋





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